先日撮影したヘアスタイル写真。
コテで緩く巻いて、柔らかくスタイリングして撮影しました。
柔らかくて動きのあるスタイリングが好きな女の子に、こういうスタイリングをするととても喜んでいただけます。
撮影のときは、メイクの話もしながらメイクもします。そうすると、その女の子の好みや雰囲気、自分をヘアメイクする事に対する価値観など…なんとなく感じ取れて、写真を撮る時のヒントになったりして面白いです。(甘めが好きだから甘い要素をいれた雰囲気で撮ろうとか、クールな感じが好きだから下から撮ってクールな雰囲気にしようとか)
さらに、メイクに興味がある女の子だとメイク話も盛り上がって楽しんでもらえて一石二鳥で楽しいです。
話をしていて、僕も勉強になる事もありますし。
さて、話を戻すと…「撮影をしているとモデルさんの好みや魅せたい自分(モデルさん)の女性像に合わせて撮りたい」という気持ちもあるからモデルさんの好きな雰囲気を感じ取るトレーニングにもなります。
普段のサロンワークでも、お客様の好みを察知しなくてはいけませんから同じ事ですよね。
あとは…
ヘアスタイルを作って、再現性ももちろん大事ですよね。もちろん僕も再現性を考えて普段カットをしています。
んでも、スタイリングに関しては「家で自分でできるレベル」で仕上げもらいたい人と。「せっかく美容室に来たのだから、美容師さんの技術で普段自分ではできないようなスタイリングをして仕上げてもらいたい。」と思う人と2通りいると思うのです。
もし、お客様が後者の考えをお持ちの方であれば、「僕の技術や知識を駆使してスーパー可愛くスタイリングして帰してあげたい!」と思うのです。それは、お客様が喜んでくださる美容師の技術の一つでもあると思っています。
そんなスキルを身につける練習方法が「撮影」だと思っています。
どこに髪が落ちると1番似合っていて可愛いのか。どんなスタイリングが1番小顔に見えるか。どうしたらその人らしさを出せるか。そんな事を撮影の時には考えています。
撮影を何回も何回もやっていくと、だんだん気づく事があります。そこで得た感覚をサロンワークの仕上げの時に発揮します。
そこが「撮影と、サロンワークでお客様を喜ばせる事は繋がっているんだなぁ〜。」と思います。
僕は、「集客サイトにヘアスタイルを載せたいから」「インスタに載せて集客したいから」という理由ではなく、このブログにさっき書いた事が理由で撮影をやっています。
「ヘアスタイルを見てコレにしたい!」というお客様は年々減っています。ヘアスタイルを見て来る新規のお客様も居る事はいますが、これからそういう人は少なくなると思っています。
なぜなら…
「誰々みたいになりたい!」というより、「私らしく、もっと綺麗になりたい!」という人が多くなってきているからです。
僕は、そんな「自分を持っている女性」に魅力を感じますし美容師としてそんな気持ちに応えたい…力になりたいと思って美容師をしています。
「人は、それぞれ違うから美しい」
それではー。
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