ブログ&コラム

カットしながら考えている事

日々、美容師としてお客様の髪をカットしています。カットしていると色々な気付きがあり、技術の高まりに終わりはありません。

僕は、レザーカットをメインにカットをしているのですが。今日カットしていて、また新たに気付くポイントがあり…

「あーレザーカットの話をツマミに誰かと飲みてぇ〜。」という気持ちがモンモンとしていました。

が…普通に家に帰ってきてしまいました。

それでも、カットの話をしたくてたまらない僕は…

ブログにカットの話をダラダラ書こう!

というわけで、今から下にスクロールしてもマニアックなカットの話しか出てこないので特に興味ない方は、そっとホームボタンを押してください。

普段どんな事を考えてカットしているのか、具体的に書いていきます。

さて、レザーカットなのですが…、基本ウェットで切るのですがカットするときに気をつけるポイントがいくつかあります。

根元を自然に起こしたコーミング

コーミングがめちゃくち重要です。根元が潰れた状態でカットしてしまうと柔らかく切れません。根元を自然に起こすようにコーミングをしながらカットします。

このとき、ネープ付近は当然やるのですが、トップや顔まわりも時々コーミングをして根元を起こしておく必要があります。カット中、時間が経つとトップなどは徐々に潰れてくるので、その都度コーミングが必要です。

レザーの刃のストローク幅

レザーカットの刃の動かすストローク幅によって毛先のニュアンスを変えていくのですが、最近は程よくストローク幅を広げて毛先が動きやすくなるように切ります。ちゃんと切れば、乾かせば内にまとまるし動かしたいときは動く毛先になります。

ストローク幅が小さいと、重い感じになるので数年前に流行っていた重めスタイルには適していますが最近の絶妙な重軽なヘアスタイルには重くなりすぎてしまいます。

レザーの刃は置くようにカットして、髪の毛にツヤが生まれるようにカットします。

乾かし方でカットで作った毛先の表情を出す。

乾かし方も本当に重要。手首をワイパーみたいに使って動かして指の腹で根元をシャンプーをするように乾かします。

そのときに、ドライヤーを持つ手は常に丸く動かします。反対の手は、手首を使って動かして、頭の丸みに沿わせるように髪の毛を乾かしていきます。頭の丸みに沿って動く髪の毛にドライヤーの風を丸く当てて髪の毛も丸く乾くように乾かしていきます。

身体をうまく使って乾かします。手の動きは常に同じで、身体を動かして乾かす位置を変えます。本気でやると正直疲れます。美容師は疲れるぐらいちゃんと乾かさないとダメだと思います。棒立ちで乾かしたりは僕はしません。

それで、ある程度乾かしていったら、後半は温風と冷風を交互に切り替えながら風を髪の毛の中に入れていきます。

温風と冷風を交互に切り替えて乾かす事によって髪の毛にツヤが生まれますし、お客様自身も乾かされると暑くなるので程よくクールダウンさせる意味で、カチャカチャ切り替えながら乾かします。

カットするときはそんな事を考えながらやっていますが、そうやって考えながら切るのがなんとも楽しい。

左右の長さを均一にするとか毛先を揃えるとか、そういった事は当たり前の領域として考え。着目するのはその先にある部分。髪の毛に表情をつけたり、ツヤを出したり、毛流れを綺麗に見せるようにしたり、「髪の毛を美しく魅せるためのカット」をしたいなぁと考えています。

それがデザインだと思います。

わりと「髪の毛を美しくする。」という比重が強いです。「形を作る」というよりも、質を高めるというニュアンス。それが結果お客様にフィットして、「扱いやすいヘアスタイル」になり「似合うヘアスタイル」になるのかなぁ。と思ったり。

そういう事を考えながらカットしている中で…

カットしている最中に髪の毛の表情が変わったのを見て、お客様の表情が「ポッ」と明るくなる瞬間がたまらない。

表情が明るくなる瞬間っていうのがあるんです。たまらないです。

ツイートしたくなるぐらいたまらないんですよ。

やっぱりそういったカット技術でお客様を喜ばせたいですし、鏡の前でキレイになっていく自分を見て嬉しい気持ちになってもらいたいです。

髪の毛をカットした事でお客様の生活がより豊かになればいいなと思っています。

カットは、コーミングから始まりドライまで基本中の基本が本当に大切。基本が出来て初めて応用ができます。基本が出来てない応用は美しい仕上りにはなりません。

そんな感じで、カットしながら色々思う日々でございます。

ブログに書いたら飲みに行かなくてもスッキリしましたw 今日はこの辺で。

それではー

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